from now on | 手汗と乾燥 / 16 | TRK2024

手汗と乾燥

1A
ちょっと湿っぽい僕の手のヒラに
ちょっと乾燥した君の手のヒラが
ちょっと重なるだけ
それだけで満たされてた

ちょっと泣き虫の僕を
ちょっと乾いた目で流し目する君
そっとしといてよただの目汗だよ

ほっといたら勝手に
立ち直って叫んで騒いでしまって
そんな目で見るなよ
僕のちょっと湿った手を

サビ
ちょっと辛辣な恋の結末に
目を腫らしたってなんてことはない
君の手の渇いてるうちは僕の汗が
染み込めるはずだから

C
朝起きて君の目をふと見たら
目尻に沿った赤いアイライン
拭った手にはいつもより
大きめな粒が付いていた

大サビ
ちょっと慣れてきたこの生活に
嫌気さしたってなんてことはない
乾燥した君のてなら手汗すら吸い取れる

ちょっと辛辣な恋の結末に
目を腫らしたってなんてことはない
君の手の渇いてるうちは僕の汗が
染み込めるはずだから

16

愛している
あの日のこと
16の僕が歌う

A
不安を君のところに
しょいこんで
薄暗い部屋で僕は
1人泣いた
B
僕はあれから変わらないけど
今から唄うのは君の事だ

サビ

愛している
あの日のことを
16の僕が唄う
描いている
あの日のことを
16の僕が唄う

ギターソロ

A
窓から差し込む光に
溶け込んで
薄暗い部屋で
泣いている僕がいた
B
僕は何も変われないけど
今更後悔しないように
唄うから

サビ
愛している
あの日のこと
16の僕が唄う
二人でいた
あの日のこと
思い出すように縋る

愛している
あの日のこと
16の僕が歌う

描いている
あの日のこと
16の僕が歌う
愛している
貴方のこと
届かない声で唄う

愛している
愛している
愛している
愛している